植村クリニック イメージ画像

心療内科・精神科ではない、あがり症のクリニックです

東京文京区にある、あがり症の診断と薬物治療に特化したクリニックです。薬は1回の服薬ですみやかに効果が得られます。薬をお渡ししたその日から、緊張場面での声の震え、手の震えなどに優れた効果が期待できます。クリニックは東京駅から地下鉄丸の内線で7分、本郷三丁目(文京区)にあり、関東圏のみならず全国各地から多数の方々にご来院頂いております。

あがり症についてクリニックや病院で相談したいが、心療内科や精神科に行くべきか、迷う方も少なくないと思います。そういった方々にも気軽に受診頂けるよう、当クリニックは心療内科や精神科ではなく、神経内科を標榜しております。神経内科は純粋に内科の一領域となります。将来、生命保険や住宅ローンを利用されるような場合、心療内科・精神科に通院されていると審査が他の科よりも厳しくなりますが、当クリニックでしたら安心です。また、植村院長は元々は精神科医なので、あがり症に対する心構え等、精神面でのアドバイスもしっかりと行っております。

あがり症の原因は社交不安障害のような精神的なものだけとは限りません。震えやすい体質など身体的な要因が主因になっていることも多いのです。当クリニックにおけるあがり症治療の一番の特徴は、「あがり症の原因をしっかりと見極め、副作用の多い精神科の薬に頼らず、依存性のない内科系の薬を主体とした治療を行う」という治療方針にあります。

当クリニックであがり症の治療に用いられる内科系薬剤(βブロッカーなど) は、安全性が高いだけでなく、初回の服薬から効果が期待でき、健常な人が服用した場合、副作用もほとんど問題になりません。しかも、薬の効果は初回の服薬で確認できます。特に動悸や、声・手などの震えで悩んでおられるような方には、βブロッカーには高い有効性と即効性が認められます。βブロッカーは緊張場面の1~2時間前の服用で奏功し、何もない日は服用する必要はありません。午前中に受診して、その日の午後に服用し、発表・面接・演奏会等も大成功という方も珍しくありません(治療例集をご覧ください)。

眠気や依存性がある抗不安薬の使用は必要最小限にして、副作用が多いうえに長期間にわたり毎日服用しなければならないSSRI(心療内科・精神科でよく処方される抗うつ薬)の処方は行わない、というのが当クリニックの特徴であり基本方針でもあります。

以下のような方に、βブロッカーによる治療が奏功しています

 

会社員のあがり症
 あがり症で当クリニックに最も多く通院されているのが、会社員の方々です。異動や昇格に伴って緊張場面が増加し、受診を決意される方も多いです。  
 症状としては、朝礼や会議での発表(プレゼン)が恐怖という方が大部分です。順番を待っている時から極度に緊張してドキドキ動悸がします。話始めると声や手が震えたり、立っていると膝がガクガク震えたりします。あせって早口になって声がつまりそうになったり、頭が真っ白になって話半分で終わったりします。  
 皆の前で電話をするのが不安とか、受付で記帳したり、お酒を注ぐ時に手が震えたりして不安という方も来られます。名刺を渡す時に手が震えるので初対面の人に会うのが恐怖、という方もおられます。  
 緊張すると顔が熱くなって汗が吹き出して困るという方がおられます。女性より男性に多くみられます。プレゼン以外にも苦手の上司と話しをしたり、床屋にいくだけでも顔から汗がでて困ったりします。βブロッカーの効きにくい時は汗止めを服用します。
働く女性のあがり症
  最近の女性の社会進出や活躍に伴い、当クリニックを受診されるあがり症の女性の方が増え続けております。  
 多いのは男性と同じで朝礼のスピーチや会議でのプレゼンなどで過度に緊張して声や体が震えて困るというものです。販売の仕事をされている方だと接客は得意だけど、研修でロールプレイング(ロープレ)が緊張して上手くいかないなどという方もおられます。  
 お茶を出す時に手が震えて困る(茶痙という俗語があります)とか、パソコンのキーボードの操作を見られると手が震えるなどという方もこられます。女子会などのお食事会があると緊張して手が震えて食事ができないという方もおられます。
主婦のあがり症
 主婦のあがり症でもっとも多い悩みは、お子様の保護者会での挨拶や、学校の役員になられて会議等で緊張するというものです。母親同士のお食事会で緊張してしまい、手が震えて食事がとれないとか、顔がひきつって、にこやかにお話しができなくて困るという方もおられます。お子様の入学試験の面接であがってしまうという方も来られます。
音楽家・演奏会でのあがり症
 プロ、アマチュアを問わず音楽家の皆様が大勢通院されています。ほとんどの方がコンサート、発表会、ライブ等であがってしまい、手や口などが震えて実力を発揮できないという方です。オーケストラでソロの部分が苦手とか、音大生でテストの時などに緊張してしまう、という方もおられます。
   薬が良く効いて、演奏の仕事も順調に進み、コンクールやオーディションで好成績をおさめる方も珍しくありません。
学生のあがり症
 あがり症で悩む大学生や大学院生の方も多数通院されています。英語の授業、ゼミ、卒業研究、修士論文などの発表が不安というタイプです。
   春頃から増えてくるのが就職活動で緊張して困るという学生さんです。特に面接が苦手という方が多いようです。当方の薬を服用して就活も大成功という方が大勢おられます。
経営者・管理職のあがり症
 人前で話すことには慣れているはずの役員、経営者の方も決してあがり症と無縁ではありません。当クリニックには起業家の社長さんから上場企業の社長さんまで多くの経営者や役職者の方々に受診頂いております。管理職に昇格されたのを機に受診される方も珍しくありません
看護師、医師等の医療従事者のあがり症
 当クリニックにはあがり症でお悩みの医療関係の方が多数通院されております。もっとも多いのは看護師さんで、採血や注射・点滴で針を刺す時に緊張して手が震えて困るという方です。注射するのが怖くて処置のない職場に転職を考えたりするような方も来られます。処置は問題ないが、申し送りや看護大会での発表が不安という方もおられます。
  外科の医師や歯科医師も、手術や処置で手が震えて困るとのことで受診されています。学会発表で声が震えて困るという方もおられます。
 急ぐのに予約が取れないときは、メールでお問い合わせください。
面接・就職活動でのあがり症
 就職活動等の面接でドキドキと動悸が激しくなり声や手が震え、あがってしまって頭が真っ白になり、自分の考えを十分述べることができなくて困る、という悩みの方が多数通院されております。面接時の受け答えで過剰に緊張して困るという方がほとんどですが、書類を書くときに手が震えて困るという方もおられます。
記帳、書類記入でのあがり症(書痙)
 冠婚葬祭での記帳、会社訪問時の受付での記名、契約書の署名など、人前で字を書く時に過度に緊張して手が震え、ミミズのはったような字になってしまい恥ずかしい、というような悩みの方も多数通院されております。書痙と呼ばれるものの一種になります。緊張して震えるタイプの書痙には、βブロッカーが良く効きます。
結婚式・披露宴でのあがり症
 結婚式や披露宴での挨拶やスピーチ、乾杯、署名等で緊張してあがってしまい、声や手が震えて大失敗するのではないかと心配な方が大勢、当クリニックを受診されています。
   結婚式での指輪交換、署名、三々九度などで緊張して手が震えそうとか、ウエルカムスピーチなどの挨拶が不安な新郎、両親への手紙を読むのが心配な新婦、乾杯の音頭や主賓の挨拶で手や声が震えて困るという職場の上司、受付での記帳で手が震えてうまく書けなくて困るという招待客、スピーチや楽器演奏を頼まれたが震えて失敗するのではと不安な友人など、多数の方が受診されています。

次のようなご要望にお応えします

1.声や手などの震え、動悸、声のつまり、頭の真っ白などの症状を手っ取り早く取り除いてほしい。来週、本番なので、すぐ効く薬が欲しい・・・(是非、当方の薬の効果をお試しください)

2.薬には、あまり頼りたくないので、必要最小量の頓服ですませたい。精神科の薬を毎日飲みたくない・・・(当方の基本方針、そのものです)

3.費用と時間を無駄にしたくないので、効くにしろ、効かないにしろ、1回の受診で結果がでる方が良い・・・・ (まずトライアルセットをお試しください)

4.職場や家族に通院を知られると困る・・・(プライバシー対策をご覧ください)

5.忙しいので、待ち時間や通院回数が少ない方がよい・・・(完全予約制で、薬も十分お出ししてます)

6.診察時間を十分にとってほしい。・・・(初診45分、再診20分です)

7.平日は忙しいので、休日に受診したい。または平日の夜に受診したい・・・(対応しております)

8.調剤薬局に行きたくないし、病院の受付もいない方が気楽だ・・・(院内処方で、受付はおりません)

9.薬の減らし方、精神面でのアドバイスなどもしっかりしてほしい・・・(特に重視している部分です)